【感想】蒼の彼方のフォーリズム 共通√、真白√
とりあえずは終わったとこまで書き留めておきます。
とにかく、面白い!ストーリーも王道で、CGも綺麗で、文章も素直で読みやすくて、キャラも良いキャラばかり、音楽も雰囲気に合ってて素晴らしい、平均点のかなり高いゲームでした。スポ根ってのもいいですね、最近はゲームばかりしていてスポ根に触れる機会はあまりなかったので熱くなってしまいました。
このゲームを作ったSPRITEはもう無くなってるみたいで・・・本当に面白かったので残念です。まだあおかなも終わってないですが恋チョコも買おうかなと今から楽しみです。
主人公の設定がちゃんとしているのもよかったと思います。よくギャルゲーだとヒロインの邪魔にならないように、また不快感を与えないように主人公の存在をないがしろにするような作品もありますが、この作品ではちゃんと主人公が存在感を放ちつつ不快感もなく、素晴らしい主人公だと感じました。
全てにおいて美しさというか青春の爽やかさが散りばめられていて非常に心地よい物語になっています。名作!とまでは行かないかもしれませんが万人にお勧めできる良作だと思います。
共通√感想
FCを始めた少女たちが夏の大会を終えるまでの話ですね。
試合シーンがやはり印象に残ってますね、特にエアキックターンを連発するシーンとかかっこよすぎて震えてました。
明日香はさらなる上を目指し、みせきは才能に絶望し、真白は努力に疑念を持ちといった感じでうまく対比ができています。
みさきが明日香に嫉妬するシーンは心に来ましたね。特にここまであおかなはかなり毒のあるシーンが少なかったので。特に佐藤院さんとかを見ればわかると思うんですが、みんながみんないい人で素直な物語であったがゆえに人の闇ともいえる部分がここでチラッとでてきてそこの緩急で少しドキリとしました。みさき√はそういった部分に触れるんでしょうね・・楽しみであり、少し怖い部分もあります。
共通√は結構長めですね、大会という一区切りを終えてから本題が始まるという少し独読な流れな気がします。
真白√感想
「才能があろうがなかろうが、そんなのどうでもいいじゃないですか。わたし今、努力が楽しいです!」
申し訳ないけどとにかく頭に残ってるのが明日香の号泣シーンですね・・・
これまで様々辛いこともありながら常に笑顔を向けてきた少女が、初めて涙するシーンですね。正直そこまでは前向きな表情しかなくそういうキャラなんだ。ととらえていた部分があったのでその分反動が凄かったです。笑顔を崩そうとしない気丈な姿がとにかく頭に残っていて正直明日香のことしか考えられなかt。
と明日香のことはいったんおいておいて
ちゃんと人の裏と表といいますか多角的にキャラクターを描写していたので、とてもキャラに愛着がわきました。この作品すべてに言えることですが。
ただただ可愛く描くだけじゃないのがいいですね。主人公のことをどうしても信用できなかったりみさき先輩との複雑な関係があったり、そういったものをすべて乗り越えて成長した真白はとても魅力的に映りました。
「才能があろうがなかろうが、そんなのどうでもいいじゃないですか。わたし今、努力が楽しいです!」
冒頭でも上げましたがここら辺のセリフはよかったですね。別にひねりのある文章とかではないんですが、あおかな全体の持つ爽やかな印象にぴったりのきれいなセリフです。
あと、主人公の告白シーンはびっくりしましたねwそれまで超鈍感だったのに突然クソイケメンじゃねぇか!って突っ込んでしまいました。
欲を言えばデレたあともツン要素は残してほしかった!共通√でのツンツンした真白との距離感も好きなんですよね。まあ付き合ってから距離があったらそれはそれでおかしいかあ。。難しいところです。
書いていて思ったんですが感想を書くのって本当に難しいですね。特に細部のところで思うことは様々あったのですが、一つの文章にするとなると思い出せなかったり言葉にできなかったり・・
今度からはメモを取りながらやりたいと思います。次はりか√かな。