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ゲームのレビューが主。アドベンチャーマシマシ

今更だけれどダンガンロンパV3、6章の話がしたい

ほんとに今更ですね。自分がプレイしたのも2年半前。6章以外の部分は概ね忘れてますがそれでもあのゲームの最後に感じた不快感が未だに残っていて今更こんな文章を書いています。

完全な批判なので注意してください。

 

正直あそこまで酷いゲームは初めてでした。つまらないゲーム、ハマれないゲーム様々あると思いますがそれにしてもあそこまでプレイヤーを不快にさせるゲームは自分の中では今までありませんでした。ある意味自分の中では一つの記念碑的作品です。

 

今作はメタネタの代表失敗作といえるでしょう。メタネタは人の記憶に深く刻み込まれます。ドキドキ文芸部やUndertale、Bioshock等うまく使えば尖った剣となりえますが踏み外してしまえばV3のような諸刃になってしまいます。

おそらくプレイヤーを驚かそう、誰も見たことがないようなゲームにしようと目が曇ってしまったのでしょうか。ゲームの本来あるべきであるプレイヤーへの配慮が全くなされていないゲームでした。

 

ダンガンロンパV3、6章の批判点を3つにまとめることにします。

一つ目は一番よく言われている、過去作品への侮辱です。

この6章ではダンガンロンパの世界観(1~3)すべてがフィクションの世界であるということが知らされます。それを利用し変装の名人である黒幕が過去作品のキャラクターの皮をかぶり(声も絵もそのまま)プレイヤーを煽り立てます。(「この世界はフィクションなんだ!」「現実を見ろ!」等、しかも無駄に長い)過去作を愛してやまないプレイヤーにとっては心苦しいことこの上ないでしょう。

よりにもよってダンガンロンパを愛してるプレイヤーが一番傷つくというあまりにも皮肉な内容です。

しかしながら正直これは限られたプレイヤーしか傷つきません。それにしても劣悪ですが少なくとも自分はそこまでのめりこんでいたわけではないのでここはつまんね~な~と思いながら飛ばしていました。酷いのはここからです。

 

2つ目はプレイヤーへの侮辱です。

これが一番堪えました。ダンガンロンパの世界ではコロシアイはアングラに楽しまれている娯楽ということになっています。テレビ番組のようなものですね。そこでゲーム内では実際にフィクションのダンガンロンパを視聴している人々のセリフが流れます。もちろんプレイヤーの暗喩ですね。

例えば「〇〇ちゃん萌え~」「●●早く死ねよw」。明らかに馬鹿にしてます。これがほぼ延々と流れるわけです。それに対して主人公が「コロシアイを楽しむなんて狂ってる!」的なことを言って批判する。もうプレイヤーとしてはめちゃくちゃです。今まで共にしてきたキャラクターにぼこぼこに言われるわけです。ドユコト

 

3つ目はエピローグのストーリーポイ捨てです。

よくストーリーを放り投げるとか言いますがもはやそんなものの比ではない、ポイ捨てです。今までさんざんあれは嘘これは真実、やっぱり嘘でした。みたいなことを繰り返してプレイヤーを遊んでおいて最後の最後にでも嘘か本当かはよくわからんよな!!という謎の終わり方です。

ストーリーをプレイヤーを投げるにはそれなりの準備をすべきだと思います。然るべく話を積み上げていって最後の段階でプレイヤーに投げる。これならわかります。ですがV3では最後の最後で今までのアレもこれも嘘か本当かわからんからwって言って逃げるわけです。最後にとどめを刺されました。本当にすべてを捨てたエンドです。

いろいろなレビューで最後に喪失感が残ったといっています。自分もそうでした本当に何の感情もわかない。そりゃ内容が全くないんですからね。ここに尽きます。

 

まあ要約するとわざわざ楽しみに来たプレイヤーはよりにもよって制作陣からなんでこんなゲームしてんだよ、と延々と説教されるわけですね。もう訳が分からないよ・

 

2年近くたってこんな怒り狂って文章を綴っている時点で製作者の思うつぼなのでしょうか。こうやって我々がダンガンロンパに絶望したことで主人公(制作側)の勝利ってことですか。我々は金を払って精神的に負けるためにゲームをさせられてるんですか?

メッセージ性が・・と言ってる人もいますがどう見ても空回りしてますね。そもそもデスゲーム批判が制作陣からプレイヤーに向けられるのも意味不明ですし、内容も「人が死ぬのを見て楽しむなんてひどい!」ってレベルの浅さです。

ここまでくればプレイヤーへの悪意100%で説教をしたかったのかもしくは驚かせようと周りが見えなくなってこうなってしまったかの二択ですね。少なくとも前者の感情があったことは間違いないと感じます。

 

まとめるならクオリティの低いオナニーです。いやオナニーならよかったけど客に暴力ふるってますからね。客を無視して自分のやりたいことを通してクオリティの高い作品を作るっていうなら話は通ってるんですが、喧嘩売った挙句中身もスカスカのポイ捨て作品、ある意味で歴史に残る作品だと思います。

 

 

この文章を書いていてV3に対する憎悪が湧いて出てきて自分の本質が透けて見えた気がします。こうした今でも批判の文章が次々に思い浮かんでしまう。

これからは好きなものをちゃんと語れるようになりたいな・・

 

 

 

キャラクターが全員クズ

地味に堪えますね。1,2のキャラクターは昔のゲームなので別に思い入れも薄れて入るのですが3で気に入った性格のよさそうなキャラが「私コロシアイしたいんです!!」みたいなこと言ってて割と引きました。

新章詐欺

これもあったみたいですね。自分は事前情報調べずに買ったので助かりました。まあでも一章は面白かったし良いんじゃないかな・・

シンプルにつまらん

ダンガンロンパの最終章全部カットして売りませんか?ニーズに合ってませんよねv3はそれ以前の話ですが。